【東京ハイジャンプ】メイショウダッサイ完勝!2度目の重賞制覇でG1獲りも視野「目標は中山大障害」

[ 2020年10月19日 05:30 ]

<東京ハイジャンプ>最終飛越を飛越するメイショウダッサイ(右端)(撮影・郡司 修)
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 J・G2「第22回東京ハイジャンプ」は単勝1・4倍の1番人気メイショウダッサイ(牡7=飯田祐)が最終障害飛越後に先頭に躍り出て快勝。昨年7月小倉サマージャンプ以来、2度目の重賞制覇を飾った。

 4月の中山グランドジャンプ(2着)でオジュウチョウサンに続いた底力は本物だった。好位で終始巧みにハードルをクリアしての完勝劇。約半年ぶりの実戦で鉄砲Vを決めた森一は「休み明けで、道中の気持ちの入りはもうひとつだった。それでも力をつけている馬なので、前哨戦をしっかり勝ってくれたのは良かったです。一番の目標は中山大障害(12月26日)。そこに向けて、厩舎の方としっかりと仕上げていきたい」と気持ちを込めた。

 管理する飯田祐師は「最後はしんどくなりながらもしっかり勝ち切ってくれた。ここを叩いて、さらに良くなると思う。この後G1(中山大障害)の前に、1回使うかは考えます」と念願のG1獲りを見据えた。

 ◆メイショウダッサイ 父スズカマンボ 母スズカブルーム(母の父スキャターザゴールド)13年4月8日生まれ 牡7歳 栗東・飯田祐厩舎所属 馬主・松本好雄氏 生産者・北海道新ひだか町のグランド牧場 戦績33戦7勝 総獲得賞金2億1081万2000円(戦績、賞金ともに障害、平地含む)。馬名の由来は冠名+獺祭。

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