【紫苑S】打倒デアリングタクト!マルターズディオサ、重賞2勝目で秋華賞に弾み

[ 2020年9月13日 05:30 ]

<中山11R 紫苑S>紫苑Sを制した田辺裕信騎乗のマルターズディオサ (撮影・西川祐介)
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 秋の中山開幕を飾る秋華賞トライアル、G3「第5回紫苑S」が行われた。5番人気マルターズディオサが勝ち、3月のチューリップ賞以来となる重賞2勝目。秋華賞(10月18日、京都)でのデアリングタクト撃破へ、改めて名乗りを上げた。2着パラスアテナ、3着シーズンズギフトまでが優先出走権を手にした。

 好スタートから2番手の外を確保したマルターズディオサ。田辺は「桜花賞から距離が延びたオークスでは折り合い重視。今日はある程度流れに乗って正攻法」と説明した。逃げ馬が後退した4角では手応え抜群に先頭。最後は後続が束となって迫ったが2着パラスアテナを1馬身1/4差振り切った。

 馬体重はプラス12キロ。キャリアで初めて10キロ以上体重を増やして臨んだ。田辺は「線が細い馬が、いい休養を経て身も心も成長。調教では緩さがあって個人的には手応えをつかめなかったが、これならさらに上積みを加えてG1に向かうことができるんじゃないか」と相棒の成長ぶりを喜んだ。

 春の反省を踏まえてのラスト1冠挑戦。「チューリップ賞はかなり(調教で)追い込んだ分、その後のダメージが大きかった。今回は余裕があるし、いい状態で本番に臨める」と手塚師の見通しも明るい。次は無敗2冠のデアリングタクトが控えるが、田辺は「京都の内回り2000メートルはいいポジションを取れた方が有利。楽しみですね」と不敵に笑う。簡単に3冠目は渡さない。 

 ◆マルターズディオサ 父キズナ 母トップオブドーラ(母の父グランドスラム)牝3歳 美浦・手塚厩舎所属 馬主・藤田在子氏 生産者・北海道日高町の天羽禮治氏 戦績8戦4勝 総獲得賞金1億3300万1000円。

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