【エルムS】タイムフライヤー 芝&ダート重賞制覇!松田師“ラストサマー”で北海道重賞初V

[ 2020年8月10日 05:30 ]

<エルムS>ゴール前の直線で先行馬を一気に抜き去りゴールしたタイムフライヤー(左)(撮影・千葉 茂)
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 札幌の「第25回エルムS」は芝G1馬タイムフライヤーがダート重賞初Vを果たし、平地重賞での1番人気馬の連敗を10でストップ。松田国英師(69)は念願の北海道重賞初Vを成し遂げた。

 G1ホースの実力を見せつけた。タイムフライヤーを勝利に導いたルメールは開口一番「前回(マリーンS1着)がいい競馬だったので、今日は勝つ自信がありました」。土曜の札幌日経オープン(ポンデザール)に続くメインジャックに最高のスマイルがはじけた。

 道中は後方寄りの外めで折り合いに専念。1000メートル通過1分1秒の流れも味方した。3角から進出を開始し、4角で先頭に並びかける。外から迫るウェスタールンドと共に加速すると一騎打ちに持ち込んだ。残り100メートルでライバルを振り切ると、2馬身引き離してダート重賞初制覇。ルメールは「状態が凄く良かった。返し馬も良かった。いいポジションを取れたし、リラックスしていたのでいい競馬ができると思いました」と振り返った。

 17年のG1ホープフルS以来の重賞勝利に松田師は「ホッとしました。13番枠は厳しいかなと思いましたが、うまく乗ってくれました」と安どの表情。JRA重賞59勝目を飾った名伯楽は来年2月で70歳定年を迎える。“ラストチャンス”をものにして、うれしい北海道重賞初制覇となった。

 「去年(6着)のテツを踏まないように調整しました。大きくなりすぎた(過去最高の馬体重490キロ)かなと思ったけど、馬は充実していますね。武蔵野S(11月14日、東京)からチャンピオンズC(12月6日、中京)を視野に入れたい」と今後は芝、ダートG1制覇を視界に入れる。2連勝でつかんだ自信は“実りの秋”で大きな強みとなる。

 ◆タイムフライヤー 父ハーツクライ 母タイムトラベリング(母の父ブライアンズタイム)牡5歳 栗東・松田厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道白老町の社台コーポレーション白老ファーム 戦績20戦5勝 総獲得賞金1億9825万8000円。 

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2020年8月10日のニュース