【宝塚記念】3頭出し角居師ラストで初戴冠を「皆さんのためにも期待に応えたい」

[ 2020年6月25日 05:30 ]

マスク姿で共同会見に臨む角居勝彦調教師
Photo By 提供写真

 来年2月いっぱいで調教師を勇退し、家業を継ぐことが決まっている角居勝彦師(56)にとって、ラスト宝塚となる。01年の開業から延べ13頭を出走させてきたが、12年ルーラーシップ、15年デニムアンドルビー、19年キセキと3度の2着が最高だ。07年にはダービーを制したウオッカを3歳で出走させるなど執念を見せてきたが栄冠には届いていない。

 今年はサートゥルナーリア、キセキ、トーセンカンビーナの3頭出し。「人気のある馬たちで出させてもらえる。ありがたく思う。ファンが競馬場でレースを見ることができない状況が続くが、一生懸命に応援してくれる皆さんのためにも期待に応えたい」と熱い胸の内を語った。 

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2020年6月25日のニュース