【新馬戦総括】フラーズダルム 文句なしA評価 15年宝塚記念&天皇賞・秋Vラブリーデイのいとこ

[ 2020年6月16日 05:30 ]

 文句なしにA評価のインパクトがあったのが日曜の阪神マイルのフラーズダルムだ。道中2番手から直線入り口で先頭へ。しっかり脚を使い2着ホウオウアマゾンに4馬身差。母が09年秋華賞4着クーデグレイスで15年宝塚記念&天皇賞・秋Vラブリーデイのいとこ。距離の融通は利く。

 日曜の東京芝1800メートルはゴールドシップ産駒ユーバーレーベンが不良馬場でド根性V。先に抜け出したグアドループをゴール前、鼻差捉えた。祖母が03年フラワーC覇者マイネヌーヴェルで祖母の全弟が08年皐月賞3着、ダービー4着マイネルチャールズ。奥の深さを感じる配合だ。

 開幕週の函館はカレンブラックヒル産駒2頭が勝ち名乗り。土曜の芝1200メートル戦はラヴケリーが派手に決めた。スタートは速くなかったが、二の脚で行き切って後続を完封した。母ダームドゥラックは11年に函館で新馬、ラベンダー賞と連勝。その背中を追いかける。

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2020年6月16日のニュース