【いわき平・開設記念】山崎 地元記念4V!北日本勢が上位独占

[ 2020年1月27日 05:30 ]

<いわき平>金杯を手にして笑顔を見せる山崎芳仁
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 地元のエース・山崎芳仁(88期)が地元記念6年ぶり4度目の優勝。山崎は15年9月の岐阜以来となる17度目の記念制覇となった。

 レースは佐藤慎がスタートを決めて高橋―山崎―佐藤慎―佐藤和―中村―小原―山賀―武井―鈴木で周回。残り3周前から小原ラインが上昇して高橋の番手に追い上げる。残り2周、山崎が小原をどかして高橋の番手を死守。最終バックで鈴木が6番手からまくったのに合わせて山崎が番手まくり。直線で佐藤慎が迫るも届かず。3着には佐藤和が入り、北日本勢で上位独占となった。

 4度目の美酒に、G1・9勝を誇る地元の雄は「ホッとした」と胸をなで下ろした。小原が番手を狙ってきたことについては「来ると思っていた。負けられなかった」と心境を語った。「後ろに3車付いているし役割だと思って、鈴木君が来たところで発進した」と最終バックの勝負どころを振り返った。2着だった佐藤慎のGP優勝に「刺激を受けた」という40歳の山崎が、15年の全日本選抜(静岡)以来5年ぶりとなるG1制覇へ弾みをつけた。

 ◆次走 優勝の山崎芳仁、2着の佐藤慎太郎は豊橋全日本選抜(2月8~11日)、3着の佐藤和也は小松島F1(2月12~14日)。

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2020年1月27日のニュース