【新馬戦総括】パワフルな脚さばきヴァンタブラック 砂路線で活躍期待

[ 2020年1月27日 05:30 ]

 土曜京都のヴァンタブラックは12年阪神JFを勝ったローブティサージュの半弟。姉とは異なる530キロ超の大柄でダート向きのパワフルな脚さばき。今後も砂路線で活躍できそうだ。日曜のマートルフィールドは2着馬との一騎打ちに競り勝って根性を見せた。アイルランド産で、日本ではなじみの薄い仏G1馬シユーニの産駒。今回は時計のかかるやや重の芝がフィットした可能性もあり、高速決着で真価が問われる。

 日曜中山のヴォートルエローは好位で運んで5馬身差のワンサイド勝ち。脚抜きのいいダートでいいスピードを見せただけに、芝での走りも見てみたい。小倉のヴェントヴォーチェは手綱を押さえたまま先頭に立って、食い下がる2着馬に競り勝った。距離の融通が利きそうなレースぶりで今後に期待が持てた。

続きを表示

2020年1月27日のニュース