【万哲の乱　特別編】5日京都11R　京都の時計勝負でワイプティアーズ浮上

　京都11R・長岡京Sは◎ワイプティアーズ。2番人気に推された前走・ムーンライトH（10着）はレース前半3F36秒6～同後半3F33秒2の極限の超スローペース。ワイプティアーズ自身も上がり3F32秒8の極限の脚は使ったが、最終4コーナー7番手で、完全に展開に泣いた形だ。2走前の垂水S（2着＝阪神1800メートル）は高速決着にも対応し、1分45秒3の好タイム。ダイワメジャー産駒ならマイル戦は問題なく、開幕週の時計勝負はむしろ歓迎のクチ。休み明けを叩いた効果と、初めての京都芝参戦がプラスに出れば、一変していい。

　《もうひと押し》京都10R・北國新聞杯は◎ダノンロイヤル。先週のスプリンターズS、◎モズスーパーフレア（2着）で見事な逃げを見せた松若との再コンビ。同型馬は多くても、行き切ってしまえば粘り強いタイプだ。