【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】7日中山8R 条件好転のコウギョウブライトを名手がVに導く

　先週で夏競馬が終了。個人的には、札幌出張中に遭遇したディープインパクトの急死が最も印象に残っている。17年前には、そのディープインパクトを輩出した大種牡馬サンデーサイレンスの急死にも遭遇。10年以上も北海道へ出張しない時期があった上に、復活後も1シーズンに2週のみ。不思議な縁を感じずにはいられなかった。残された数世代のディープインパクト産駒から、後継の大物が出現するのでは？そんな予感がしており、産駒をしっかりチェックしていきたい。

　秋競馬が開幕する本日、当欄で取り上げるのは中山8R。3歳未勝利戦が終了し、馬の入れ替えの影響で少頭数のレースが多い中、このレースはフルゲート16頭立て。馬券的に妙味ありと判断した。狙いは◎コウギョウブライト。2カ月半ぶりだった福島の前走は6着止まりも、勝ち馬との着差はわずかに0秒2。馬体重を16キロ減らしていたことも考慮すれば、地力は十分に示す走りだった。再びレース間隔を空けて馬体は回復しており、舞台は【1310】と相性抜群の中山ダート。鞍上にM・デムーロを起用と、陣営の勝負気配も申し分ない。