【紫苑S】ミスターX パッシングスルー◎素質馬が本格化の秋を迎える

[ 2019年9月7日 05:30 ]

 秋華賞トライアルの中山11R・紫苑Sはパッシングスルーを本命に指名する。新馬戦でのちにニュージーランドTを制すワイドファラオを完封。その後はシンザン記念4着、フローラS4着と重賞で善戦。特にフローラSでは直線で進路がなくなる不利がありながらも、道が開けた残り1Fから強烈な末脚で上位争いに食い込んだ。

 自己条件に戻った前走は4角先頭で後続をあっさり突き放す完勝。格の違いを見せつける好内容だった。馬体も充実し、「強度の高いトレーニングができるのは大きい。体も増えて出せそうだし、凄く順調な臨戦過程。自信を持って出せる」と黒岩師。デビュー前から大きな期待を集めていた素質馬が本格化の秋を迎える。(15)から(1)(2)(5)(13)(14)。

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2019年9月7日のニュース