【万哲の乱 特別編】7日阪神11R 実績馬シュウジが酷量59キロも克服

[ 2019年9月7日 08:00 ]

 昭和からの競馬観が染みついているせいか?

 「ダート戦は負担重量がさほど影響しない」が持論。札幌記念がまだダートで行われていた頃の83年、オーバーレインボーは60・5キロのトップハンデも関係なく、1番人気に応えて勝った。90年の武蔵野S(当時はオープン特別)、ダイナレターはトップハンデ62キロも難なくクリアして、道中5番手から完勝。驚くべきは当時の馬体重が446キロの小型馬だったこと。

 阪神11R・エニフSは芝&ダート二刀流の◎シュウジだ。確かに別定59キロは厳しいが、4月中山の京葉S(3着)は同じ59キロで頑張っている。阪神ダート1400メートルはスタート地点が芝の上。走り慣れた芝の上でダッシュがつくようなら、負担重量は重くても好位置で運べる見立て。4日の最終追いは坂路で4F51秒1~1F11秒9。文句なしの動きだった。

 《もうひと押し》中山9R・アスター賞は◎ヴェスターヴァルト。2走前の未勝利戦2着時、鼻差で先着を許した勝ち馬ビアンフェは函館2歳Sを快勝している。先行した時の粘り強さは母の父ダイワメジャー譲り。

続きを表示

2019年9月7日のニュース