【万哲の乱 特別編】18日小倉11R 小倉6F血統のアンヴァルが本領発揮

[ 2019年8月18日 08:00 ]

 小倉11R・北九州記念は◎アンヴァル。3歳時に挑んだ昨夏の北九州記念(10着)は春先に減った体を戻す過程の中で休み明け。軽ハンデ50キロでも9番人気と評価は低く、結果的にも後方に置かれる苦しい競馬になった。ただ、馬体重増が示す通りに充実一途。特に1月のG3シルクロードS(4着)は当時最高潮の勝ち馬ダノンスマッシュから0秒2差は評価していい。

 そのダノンスマッシュがここに出走していれば、◎がゴロゴロ並んでいたはず。苦闘した昨年の北九州記念で「1分7秒3」なら、今年は「1分6秒台」の高速決着に対応できる。母アルーリングボイス、祖母アルーリングアクトはいずれも小倉2歳S制覇の「小倉1200メートル血統」。休み明けの前走・バーデンバーデンC(2着)が敗れてなお強しの内容で、叩き2戦目のここはエンジン全開。

 《もうひと押し》札幌10R・大通公園特別は◎スマートセラヴィー。2走前(5着)は強すぎた勝ち馬ナムラカメタローに早めに来られたのが響いただけ。前走(1着)で吹っ切れた感はある。今の勢いなら昇級戦でも通用。

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2019年8月18日のニュース