【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】28日京都5R 関東馬ゴルトマイスターが初Vの地で待望の2勝目

　超大型連休の初日となった土曜の東京では、ダービーTRの青葉賞がゲートイン。1番人気ランフォザローゼスの猛追を鼻差抑え、5番人気リオンリオンが逃げ切り勝ちを飾った。1000メートル通過59秒9とよどみないラップを刻み、3～4コーナーで少しペースを落とし、直線で再加速しての押し切り。まさしく、ベテラン横山典の面目躍如と言える好騎乗だった。ただ、2着馬も含めて皐月賞上位組を脅かす存在か？となると…。正直、そこまでのインパクトは感じなかった。

　平成最後のG1となる天皇賞・春が行われる本日、当欄で推奨するのは京都5R。天皇賞・春で本命視したフィエールマンと同厩舎のゴルトマイスターに自信の◎で勝負だ。フィエールマンが菊花賞（1着）に出走した時、一緒に京都へ遠征して前日の新馬戦（ダート1800メートル）を快勝。その後の中山ダート1800メートルでの2戦は出遅れや不利が響いて3→2着だが、いずれもロスの大きさを考えれば力は十分示している。ゲートは練習では全く問題なくなっており、今週の最終追い切りではフィエールマンと併せて互角の動きを披露。再び、2頭そろってVを飾るシーンを期待だ。