【天皇賞】フィエールマン、菊花賞馬の実力2度目のG1制覇 ルメールは8大競走完全制覇

[ 2019年4月28日 15:40 ]

<京都11R・天皇賞(春)>フィエールマンがグローリーヴェイズ(右)との叩き合いを制し平成最後のG1を制する(撮影・岩崎 哲也)
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 最強ステイヤーを決める伝統の一戦「第159回天皇賞・春」(G1、芝3200メートル)が28日、京都競馬11Rで行われ、ルメール騎手騎乗の1番人気フィエールマン(牡4=手塚厩舎)が優勝。昨年の菊花賞以来のG1・2勝目を挙げた。2着が6番人気グローリーヴェイズ、3着に8番人気パフォーマプロミスが入った。

 ルメール騎手は桜花賞(グランアレグリア)、皐月賞(サートゥルナーリア)に続きG13連勝。さらに3人目(過去に故・保田隆芳、武豊が達成)の8大競走完全制覇を成し遂げた。

 勝ったフィエールマンは、父ディープインパクト、母リュヌドールの血統。デビューから6戦目での同レース優勝は47年にオーライトが達成した9戦目での勝利を大幅に更新した。同馬の勝利により父ディープインパクトは4頭目(過去にヒンドスタン、パーソロン、サンデーサイレンスが記録)となる産駒が8大競走完全制覇となった。

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2019年4月28日のニュース