【浦和・桜花賞】ガーネット 7馬身差圧勝!小久保師「ダービー直行します」

[ 2019年3月28日 05:30 ]

<浦和>桜花賞を7馬身差で圧勝したトーセンガーネット
Photo By スポニチ

 19年牝馬クラシック開幕戦「第65回桜花賞」(S1)が27日、浦和競馬場で行われた。単勝1・7倍の圧倒的支持を受けたトーセンガーネットが4コーナー先頭から押し切って優勝、2つ目の重賞タイトルを手にした。同馬には「関東オークス」(G2、6月12日、川崎)への優先出走権が与えられた。また、2着ゼットパッション、3着アークヴィグラスまでには「第33回東京プリンセス賞」(S1、4月23日、大井)の優先出走権が与えられた。

 「本当に馬が力をつけている」と左海が振り返ったように直線追いだすと、あっさり後続を振り切り、7馬身差の圧勝劇。この馬の強さだけが印象付けられたレースだった。好スタートを決めれば、道中の折り合いもバッチリ。文句をつけるところがない。

 これには陣営の期待も膨らむばかり。レース直後にオーナーと話したという小久保師は「(東京)ダービー(6月5日、大井)に直行します」ときっぱり。牝馬路線に進まず南関東3歳の最高峰を目指す決断をした。さらには「勝って(秋に)米国遠征に行きたい」と夢のプランを打ち上げていた。

 ◆トーセンガーネット 父アグネスデジタル 母トーセンヴェール(母の父クロフネ) 牝3歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・島川隆哉氏 生産者・北海道日高町のエスティファーム 戦績11戦3勝(南関東9戦3勝) 総獲得賞金4820万円。

続きを表示

2019年3月28日のニュース