【ドバイシーマC】スワーヴ点火追い 庄野師も調整狂いなし

[ 2019年3月27日 05:30 ]

芝コースで追い切られたスワーヴリチャード
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 早々と準備を整えた。久保助手を背に芝コースの感触を確認したスワーヴリチャードがラストだけサッと伸ばした。1F14秒6。庄野師は狙いを語った。「休み明けを1度使ってからドバイへ来ている。日本出発前に速いところもやっている。予定通り、しまいだけ脚を伸ばした。すぐ反応できそうな感じがあったのでスイッチを入れるだけでいい。毛ヅヤも良くなってきた。体調は上向きです」

 21日深夜にドバイに入った後、2日間は緊張もあってソワソワしていたという。「カイバ食いがもうひとつでした」と指揮官。しかし、馬場入りを始めてからはいつものリチャードに戻った。「気持ちがだいぶ落ち着いてきた。カイバも一心不乱に食べている」。調整に狂いはない。

 左回りは【3・2・2・1】とめっぽう強い。昨年の大阪杯を右回りで制したが、当時はM・デムーロの考え抜かれた騎乗もあった。シンプルに左回りは歓迎と言っていい。

 27日はパドックのスクーリング。レース前日(29日)に新コンビのモレイラが騎乗して感触を確かめる。「環境にも慣れて、レースが近いことも分かってきた」。調整に隙はない。早くレースを迎えたい様子の指揮官だった。

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2019年3月27日のニュース