【皐月賞占う】サートゥル含む別路線組　弥生賞組を圧倒か

　皐月賞戦線はトライアルが全て終了。今週末の毎日杯組を残してはいるが、勢力図がほぼ固まった。例年なら本番に直結する弥生賞組が、今年は小粒な印象。レースが重馬場で行われたこともあり、本番が良馬場だと疑問も残る。スプリングSも小粒ながら、エメラルファイトの勝ちタイム1分47秒8は過去と比べて優秀。こちらの組の方が伸びしろがありそうだ。

　注目は別路線組。3戦無敗で暮れのホープフルSを制したサートゥルナーリアの勝ちっぷりは抜けている。不安はぶっつけ本番だけ。共同通信杯を3戦無敗で制したダノンキングリーも有望。すみれSを勝ったサトノルークス、若葉Sを制したヴェロックスも余裕たっぷりのレースぶりで、まだまだ奥がありそう。それぞれ相当な素質馬。戦力比較も難しく、今年はかなりの戦国ムードとなりそうだ。