【防府・国際自転車トラック競技支援】桐山 5年ぶりG3・2V「自分の展開に」

[ 2019年3月18日 05:30 ]

強烈なまくりでG32回目のVを決めた桐山敬太郎
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 桐山敬太郎(88期)が14年小田原記念以来、通算2度目のG3制覇を決めた。

 レースは高久保―山本―松岡―桐山―竹内―宮本―河端―桑原―荒井で周回。残り3周で宮本―河端―桑原―荒井が上昇するが、高久保は突っ張り、番手の山本も車間を空けて宮本を出させない構え。態勢を立て直した宮本は打鐘でもう1度仕掛けるが、高久保―山本は一気に踏み上げて前に出させない。最終ホームで自力に転じた河端―桑原でまくるが、山本も高久保の番手から出て応戦する。中団でじっくり脚をためていた桐山がバックからパワフルにまくって快勝した。大外をまくり追い込んだ荒井が2着。初のG3優勝を狙った宮本は7着に終わる。

 「前が激しくやり合って自分向きの展開になった。踏み出した感触が良かったので行けると思った」と笑顔で振り返った桐山。「これからも予想する人が思いもしないようなレースをして結果を出していきたい」。厳しく前々に攻める今の競走スタイルを貫いてビッグレースでの活躍を誓っていた。

 ◆次走予定 1着の桐山と3着の山本は松阪F1(25~27日)、2着の荒井は高知F1(25~27日)。

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2019年3月18日のニュース