【下関・中国地区選手権】海野 まくったG1初V!

[ 2019年2月23日 05:30 ]

中国ダービーを制した海野康志郎
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 大会初のナイターで行われたボートレース下関のG1「第62回中国地区選手権競走」は22日、12Rで優勝戦が行われ、2号艇の海野康志郎(31=山口)が3コースまくりで快勝、G1初制覇を決めた。海野は初の中国チャンプに輝き優勝賞金400万円とともに、来月の戸田SGクラシック出場権を獲得した。2着に松田、3着には島川が入った。

 海野が地元水面でうれしいG1初制覇。年頭に掲げた「SG権利を」の目標を早くも達成してみせた。

 スタート展示同様に、白井が2コースを奪取。展示では4コースだったが、本番は「行きたいと思っていた」3コースを死守。4カドの島川がコンマ01の踏み込みで襲いかかったが、こちらもコンマ06で島川に合わせる形で内の2艇を粉砕した。あとは独走状態。初のG1優勝に道中は「やっと…と思いながら」ゴールを目指した。

 19年は絶好調だ。当地での年またぎ開催の正月特選で準V。先月末の江戸川周年ではG1初優出を決めた。ただ優勝戦は1マークで転覆。「自分でチャンスをフイにした。だけど、またすぐにリベンジの機会が来るとはね」。オープニングセレモニーでファンに「優勝戦に乗れるように頑張る」と宣言した通り、ファイナリストに名を連ねた。これで来月のSGの出場権を獲得。「最近は自信を持ってレースに臨めているのがいいのかな。SGの権利はめちゃめちゃうれしい。同期は峰竜太がずばぬけているので負けないように頑張りたい」。艇界屈指の重量級レーサーがSG戦線でも暴れる。

 【次走】優勝した海野康志郎、島川光男は26日からの福岡一般戦。渡辺英児、杉山裕也、中田竜太らが相手。吉田拡郎の次走は3月1日からの住之江一般戦。田頭実、池永太、鶴本崇文らと優勝を争う。村岡賢人、白井英治は26日からの津G1つつじ賞王座決定戦。松井繁、菊地孝平、毒島誠、峰竜太、桐生順平ら強豪が参戦。松田憲幸は3月28日からのとこなめ一般戦。田中信一郎、興津藍、野中一平らとVを争う。

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2019年2月23日のニュース