十文字貴信が引退 アトランタ五輪銅メダルも17年以降ケガに泣く

[ 2019年1月17日 15:08 ]

十文字貴信
Photo By スポニチ

 96年アトランタ五輪の自転車競技「男子1キロタイムトライアル」で銅メダルを獲得した競輪選手の十文字貴信(43)が今月15日付で選手登録を抹消した。

 十文字は千葉県出身で茨城支部に所属。75期。95年4月8日に宇都宮でデビュー。自転車競技にプロ選手の参加が認められたアトランタ五輪の代表選考会では吉岡稔真ら有力選手を抑えて出場権を獲得した。自転車競技での五輪メダルは84年ロサンゼルス男子スプリント銅メダルの坂本勉(当時アマチュア)に続くものだった。メダル獲得後は神山雄一郎との「アトランタライン」で競輪界を盛り上げた。通算1512戦186勝。17年10月に落車負傷以降は長期欠場もありケガとの闘いが続いていた。

続きを表示

2019年1月17日のニュース