【AJC杯】8歳シアトル8カ月半ぶり万全 最終追いも好感触

[ 2019年1月17日 05:30 ]

ステイインシアトル
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 8カ月半ぶりの実戦で、しかも8歳馬。常識的には狙いづらいステイインシアトルだが、仕上がりの良さは目立つ。最終追いはCWコース併走。最後を馬なりで伸ばし、先行したフォイヤーヴェルク(6歳1000万)に4馬身、追ってきたトゥザクラウン(5歳1000万)にも1馬身先着した。手綱を取った水口(レースは内田)も好感触だ。

 「フレッシュで体調は凄くいいと思います。以前より力が付いた感じですね」

 10カ月ぶりの前走新潟大賞典で2着に好走したが再び放牧へ。持病となっている股関節の不安で休養が長引いた。使い込めないのがネックだが、逆に言えば一戦一戦が勝負だ。実際、過去3カ月以上の休み明けでは4戦1勝2着3回の連対率10割。担当の橋口助手はレースを心待ちにする。

 「休み明けは走るし、馬も若い。初の中山がどうかだけど、メンバー的にスッと逃げられそうですね」

 オルフェーヴルにドリームジャーニー、オーシャンブルー。池江厩舎のステイゴールド産駒は中山が十八番。初の中山はむしろ追い風になりそうな雰囲気だ。

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2019年1月17日のニュース