【京都金杯】“年男周期”のカッチー マイルタイルで開幕ダッシュだ!

[ 2019年1月3日 05:30 ]

今年年男の田中勝は正月飾りの前でガッツポーズ(撮影・郡司 修)
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 19年の中央競馬は5日の東西金杯で幕を開ける。スポニチ賞京都金杯は、マイスタイル(牡5=昆)に騎乗する年男の田中勝春(47)に注目だ。本紙コラムでもおなじみのカッチーは「スポニチ読者の皆さま、今年もよろしくお願いします」とメッセージ。過去にも好成績を残す亥(い)年に開幕ダッシュを決める。一方、中山金杯は、昨年の最高勝率を記録した木村厩舎のランガディア(牡5)が好気配を漂わせている。 京都金杯

 2日朝、今年も美浦トレセンの騎手控室にはカッチーの明るい笑顔が咲いた。2月には48歳になる田中勝。騎手として迎える年男は実に3回目だ。「周囲の支えもあって長くやってこられた。縁起のいい年にしたいよ。でも、3回目ってのはたまらないね(笑い)」

 実は亥年は成績がいい。24歳の95年が重賞2勝、36歳の07年は同5勝をマーク。07年皐月賞では7番人気ヴィクトリーで鮮やかに逃げ切り、自身のG12勝目も決めた。「あの年はとにかくG1を勝てたことがうれしかった。今思えば、1年ずっと流れが良かったんだよ。シャドウゲイトに乗ってシンガポール(G1シンガポール航空国際カップ)でも勝たせてもらったし」とうれしそうに当時を振り返った。

 「ずっと乗せてもらっているから何とかしたいという気持ちはある」と意気込むのが、スポニチ賞京都金杯でコンビを組むマイスタイル。今回で8戦連続のコンビとなり、昨夏は北海道、前走・中日新聞杯(8着)は栗東まで調教に駆け付けた。その前走は大外枠から行きたがって自滅。イノシシのような競馬でもろさを見せた。それでも田中勝は「前走は気が悪いところを見せたから当日になってみないと分からない部分はあるけど、自分の形に持ち込んでハマれば強い馬だからね」と前を向く。重賞2着2回の相棒を初タイトルに導けば、最高の年明けになる。

 現役31年目、まだ一線で戦えている理由を問われると「若い時におっかない先輩たちに精神的に絞られたからかな。昔はレースの流れも隙がないしタイトだった。本当に危ないところを回避する能力が身に付いたし、若い時の経験が財産になっている」と笑顔。あまりに気が早いが、次の亥年を迎えると還暦60歳になる。その時の自分を想像した後に「やっぱり的場さんは凄いな。人間じゃない。“目指せ的場文男!”で頑張ります(笑い)」と大井のレジェンドに最敬礼。熟練の年男は、19年も自然体で走り抜ける。

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