【中山金杯】アンセム内枠願う！陣営は仕上がりに自信

＜中山金杯＞坂路を追い切るエアアンセム（撮影・井垣　忠夫）
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　【東西ドキュメント・栗東＝２日】最強世代の呼び声高い４歳勢が４頭参戦する中山金杯。田村の注目は８歳馬のエアアンセムだ。昨年は函館記念で重賞初Ｖを飾り、続くオールカマーで一線級相手に善戦の４着も光る。ひと息入ったが、吉元助手は「３１日に追い切ったので今週はサッと流す程度だが、ここを目標に調整してきた。具合はいい」と仕上がりに自信を持つ。

　前走の福島記念は１番人気で３着に終わったが「展開が合わなかった。騎手にとっても難しい流れだったと思う。崩れなかったのは立派」と評価している。

　２年前に（３）番→（２）番→（１）で決まったように中山金杯は枠が重要。過去１０年で［１］〜［３］枠が８勝とあって「とにかく内枠が欲しい。そこが一番のポイントですね」と力を込めた。実力馬健在を見せつけたい一戦。田村もアンセムが内枠に入ることを祈っている。