【名鉄杯】リフレッシュでドラゴン手応え

[ 2018年7月13日 05:30 ]

 【東西ドキュメント=栗東・12日】こんなはずではない。名鉄杯に出走するドラゴンバローズは5走前に準オープンを勝ち、続くシリウスSで即2着。オープンで早々とメドを立てた。ところがどうした。昨年末の休み明けから2桁着順が3つ並んだ。渡辺師がもどかしい思いを話す。

 「大敗した3走もシリウスSの時よりむしろ体調はいいくらい。調教で気の悪さも出してなかったけど、レースに行くと気持ちが乗ってこなかったです」

 春先はしっかりと休ませた。5カ月のリフレッシュ明け。この日は坂路単走で追い切られ、4F55秒9〜1F12秒5。「先々週、先週としっかりやっているので気持ちを乗せる感じ。休ませたけど、体調は良さそうです」。ちょうどその時、小林の横をバローズが横切って馬房の中へ。太め感も見えず、いきなりやれてもおかしくない雰囲気だ。

 調整にもひと工夫を加えている。「小さい障害を跳ばしたりしています。その効果があれば」と同師。久々も苦にしないタイプ。【2302】と得意の中京でスランプ脱出を狙う。

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2018年7月13日のニュース