【プロキオンS】サクセスエナジー2馬身先着!圧巻の11秒8

[ 2018年7月5日 05:30 ]

 中京メイン「第23回プロキオンS」の追い切りが4日、東西トレセンで行われた。

 出来の良さは疑いようがない。交流重賞を2連勝している“ダート短距離界の新星”サクセスエナジーが坂路最終追いで躍動した。僚馬ニシノラディアント(5歳1000万)を3馬身追い掛ける形でスタートしたが、ジワジワと差を詰める。残り1F付近で追いだされるとグイッと突き放して、楽に2馬身先着。尻上がりのラップで4F52秒5、ラスト1Fは圧巻の11秒8を刻んだ。手綱を取った松山もうれしそうだ。

 「こんなに(1Fの)時計が出ていたなんてビックリです。頭が上がるところはあったけど、全体的に動きは良かったですね」

 1週前のCWコース併走では3歳未勝利馬にあおられたが、まるで別馬のようなパフォーマンス。モニター越しに見守った北出師も「良かったな!」と破顔一笑だ。北出厩舎は先週のCBC賞でアクティブミノルが16着に惨敗。エナジーと同じように坂路で素晴らしい動きを見せていたが、不運にも落鉄して力を出し切れなかった。「今週こそやね」とトレーナー。1週遅れの“夏快幕”を大いに期待していた。

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2018年7月5日のニュース