【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】２７日新潟６Ｒ　目覚めた素質馬レッドマジュールが５００万を卒業

　土曜は当コラムで取り上げた札幌１２Ｒを的中することができたが、出張中の新潟で勝負した１１Ｒ・ＢＳＮ賞のアルタイルは無念の３着。復調を示すレースぶりではあったが、上位２頭には完敗だった。それにしても、優勝したトップディーヴォに騎乗していた横山典の手綱さばきは見事。２着マスクゾロの陣営も「うまく乗られた」と脱帽だったように、鞍上が勝たせたと断言できる一戦だった。

　本日の当欄で推奨するのは新潟６Ｒ。新潟２歳Ｓで本命視したムスコローソと同じ手塚厩舎のレッドマジュール◎で勝負を懸ける。デビュー当時から素質を高く評価されていたディープインパクト産駒。なかなか肉体と精神面がかみ合わずに出世が遅れていたが、前走の５００万戦（新潟・芝１６００メートル）は素質開花と感じされる好内容。ようやく実戦で全能力を発揮できるようになった感がある。久々で激走した反動は全く感じられず、今週も同厩舎で２戦２勝の３歳牝馬ルヴォワール（紫苑Ｓに出走予定）と併せて余裕の併入。手塚師も「凄くいい動き。今なら１８００メートルに延びるのもむしろいいかも」と強力プッシュしている。