【新潟2歳S】ミスターX 末脚自慢プレトリアの豪快差し期待

[ 2017年8月27日 05:30 ]

 新潟11R・新潟2歳Sはプレトリア。過去9年の同レースは4角7番手以内だった馬の勝利はなし。最後方からの一気差しが決まるシーンも多く、末脚自慢でなければ勝負に参加できない。17番枠から出遅れたプレトリアの前走。焦らずにじっくり構えると、メンバー最速の脚(上がり3F34秒2)で豪快に差し切った。堀厩舎の評判馬レピアーウィットなどもいて、決して楽ではなかった一戦でポテンシャルを証明した。

 その前走が東京なのも好印象。長く使える脚は、新潟の外回りコースにうってつけだ。中川師は「初戦の感じなら、コースは合うはず」と日本一長い直線(外回り659メートル)攻略に自信を見せる。後は当日のテンション次第。イレ込みやすいタイプだけに、直前の様子をよく見てから馬券を購入したい。馬単(6)から(1)(3)(8)(13)(14)(15)へ。

 札幌11R・キーンランドCはブランボヌールで勝負する。昨年、制した同レースに今年も参戦。舞台適性の高さは疑いようがなく、出来も万全とくれば好走確率は高い。近3走は凡戦が続いたが、中竹師は「昨年の負けは季節的なもの。冬は走らないからね」と意に介していない。約5カ月ぶりだった前走・函館SS(9着)を叩かれ、照準はここに合っている。

 父ディープインパクトに母の父サクラバクシンオーという最新鋭のスピード血統。師は「体が完成した。調教の動きもいいし、楽しみだよ」と力を込める。洋芝は4戦3勝の好相性。スピードを行かせる1番枠もゲットして、2年連続の勝利は近い。馬単(1)から(4)(7)(10)(11)(13)へ。

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2017年8月27日のニュース