【マイラーズＣ】イスラボニータが２年７カ月ぶりＶ

＜京都競馬１１Ｒ・読売マイラーズＣ＞Ｃ・ルメール騎手を背にエアスピネルに半馬身差で勝利するイスラボニータ（左）
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　「安田記念」の前哨戦となる「第４８回マイラーズカップ」（Ｇ２、芝１６００メートル・晴・良）は２３日、京都競馬場１１Ｒで行われ、２番人気に推された１４年の皐月賞馬イスラボニータ（牡６＝栗田厩舎、父フジキセキ、母イスラコジーン）が、２年７カ月ぶりに勝利した。鞍上はＣ・ルメール騎手。勝ちタイムは１分３２秒２。

　先団を見る形で人気どころのエアスピネル、ブラックスピネル、イスラボニータが追走。直線では２番手追走から先に抜け出したヤングマンパワーとイスラボニータ、エアスピネルの叩き合い。最後はイスラボニータがエアスピネルの追撃を振り切ってゴール板を駆け抜けた。

　半馬身差の２着に１番人気のエアスピネル。さらに３／４馬身差の３着に７番人気ヤングマンパワー。３番人気に推されたブラックスピネルはクビ差の４着だった。

　▼Ｃ・ルメール騎手の話　２着ばかりだったのでぜひ勝ちたかった。休み明けだったが、馬はいい状態だった。流れに乗れ、直線での反応も良かった。馬場が良く、内からの方が良いと思っていたので残り３００メートルでは内を突いた。（安田記念に向け）楽しみ。もっと良くなると思う。