“タナパク先生”も誕生!一発合格の田中博「凱旋門賞勝ちたい」

[ 2016年12月9日 05:30 ]

田中博康騎手は青空に向かって歓喜のジャンプ
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 クィーンスプマンテで09年エリザベス女王杯を制した田中博康(31)は、初挑戦での難関突破。掲示板に張り出された合格者に自分の名前を見つけると、胸元で何度も右手を握りしめた。「素直にうれしい。やっとスタートラインに立てた」と喜んだ。シルクメビウスに騎乗した09年ユニコーンSで重賞初V。同年11番人気クィーンスプマンテで大逃げを打ち、初のG1タイトルも手にした。07年は自身最多となる最多44勝を挙げたが、10年は13勝止まり。11年、一念発起して9カ月間フランスへ武者修行。現地では調教の手伝いのほかレースにも騎乗して経験を積んだ。

 調教師への思いも、フランスの地で強くした。「学んできたことを日本で生かすには、騎手よりも自分で一から馬をつくった方がいいと感じた」と説明。目標は凱旋門賞最多7勝を誇るA・ファーブル厩舎。「騎手と厩舎と一体となってチームで強い馬をつくっている。自分も本音を言い合える、活気のある厩舎にしたい。一番勝ちたいのは、凱旋門賞」と熱く語った。

 ◆田中 博康(たなか・ひろやす)1985年(昭60)12月5日、埼玉県出身の31歳。06年美浦の高橋祥厩舎から騎手デビュー。09年エリザベス女王杯のクィーンスプマンテでG1初制覇。JRA通算3720戦129勝(重賞3勝)。

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