【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】20日京都12R 距離短縮でエイシンバランサーが能力全開

[ 2016年11月20日 08:00 ]

 圧倒的な1番人気が確実で馬券的には勝負しにくいが、きょう日曜の東京6R新馬戦(芝1600メートル)で初陣を迎えるハナレイムーンは鉄板級に堅い(紙面では◎指名)。父ディープインパクトとよく似た、小柄ながらも非常にバネの利いたフットワークの持ち主。デビュー前の新馬が最終追い切りでマイルCSに出走するネオリアリズムと併せたのは、それだけ陣営の評価が高い証明と言える。しかも、互角以上の動きを披露。相当な出世が見込める大物で、実戦での走りをじっくりとチェックしたい。

 配当的な妙味を追求する当コラムの推奨レースは京都12R。フルゲートのハンデ戦と施行条件自体が波乱含みで、どの馬から入っても好配当が見込める。狙いは◎エイシンバランサー。関西馬でも過去5戦続けて東京で出走しており、馬のイメージはしっかりつかめている。1600万に昇級後はダート1400メートル戦で7→4着だが、いずれも鞍上が折り合いに苦労。ややペースが緩かったこともあるが、現状では今回のダート1200メートルの方がスムーズに流れに乗れる公算が大きい。右回りは久々も、通算【1102】なら適性を不安視する必要はない。ここ2戦より2キロ減となるハンデ55キロも魅力たっぷり。先行抜け出しを期待だ。

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2016年11月20日のニュース