【万哲の乱 特別編】11日中山12R 距離短縮でスミレが一気差し

[ 2016年9月11日 08:00 ]

 白状すれば、土曜特別編の当コラムで推奨した馬は最下位16着。中山開催の砂根幹レースの「ダート1200メートル」は高配当の魅力もある半面、やはり手ごわい。土曜の借りは、同舞台の日曜中山12Rで返す。

 (12)スミレは中山ダート1200メートルで好成績を収めているダイワメジャー産駒。過去3年の当舞台の種牡馬別成績は、サウスヴィグラスが33勝で断トツ首位(ただ12Rに同産駒不在)。12Rの16頭では、同期間で15勝のダイワメジャー産駒がトップ。芝兼用で距離の守備範囲も広い同産駒は、スピードの持続力が問われる中山ダート1200メートルも得意にしている。スミレの前走G3ユニコーンS(14着)はさすがに相手が強かった。加藤征師は「短い距離で差す競馬が合う」と自己条件に戻っての舞台替わりに期待する。内で砂をかぶってしまうことを考えれば、外寄り12番枠はむしろ競馬しやすい。2走前の京都(ダート1200メートル)は1分11秒6の好タイムで、時計勝負でも対応可能。逃げ候補が5、6頭はいて、乱ペース必至の顔触れ。中団付近でじっくり運べば、展開の恩恵もありそうだ。

 ≪もうひと押し≫同じ中山ダート1200メートル戦の中山10R・ながつきSは、当舞台に強いサウスヴィグラス産駒の(14)ヴァーノンを信頼。

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2016年9月11日のニュース