【伊東記念】伸びきった深谷、10度目記念V

[ 2015年12月16日 05:30 ]

伊東記念競輪を制し10度目の記念Vとなった深谷

 深谷知広(96期)が10月・大垣以来、通算10回目の記念優勝を飾った。

 レースは菅田―内藤―深谷―柴崎―脇本―村上―郡司―和田―渡辺で周回。残り3周から郡司―和田―渡辺が上昇。菅田が4番手を確保、6番手以降は脇本―村上―深谷―柴崎。赤板から郡司が先行態勢に入り、打鐘から脇本が巻き返すと最終Hから和田が合わせて番手まくり。脇本―村上は外並走となり不発。和田―渡辺…で直線に向かうが、脇本―村上の外をまくった深谷が外を伸びて優勝。和田が2着に粘った。

 深谷は「レースの流れが速くて厳しかったが、初日の走り(まくりで外を踏ん張って2着)もあり、何とか最後まで踏めた。今回は4日間ともまくりだったが次は4日間とも先行で優勝したい。今年は厳しい1年だったが、最後のレースを優勝できて良かった。来年はG1を優勝して、またグランプリを走れるように頑張りたい」。今年を振り返るとともに来年の巻き返しを誓った。深谷の次走は来年1月16日からの大宮記念の予定。

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2015年12月16日のニュース