【京都新馬戦】“2頭5億円対決”はダイヤモンド圧勝!ロイカは2着

[ 2015年11月9日 05:30 ]

サトノダイヤモンド(左)が圧勝

 “2頭で5億円”の対決が注目された京都5Rの新馬戦(芝2000メートル)は、1番人気のサトノダイヤモンド(牡=池江)が道中2番手でピッタリ折り合いをつけると、グイグイ伸びて2馬身半差で突き抜けた。ルメールは満面笑みで「道中はリラックスして走れていた。向正面と4コーナーでプレッシャーを掛けられたけど大丈夫。スピードがあってパワフルだし、乗りやすい。全部そろっている」と絶賛した。

 アルゼンチンG1・3勝の母マルペンサに父ディープインパクトの良血。13年当歳セレクトセールにおいて2億4150万円(税込み)もの値がついた逸材。この日、池江師は東京へ。師の父で元トレーナー、引退後は里見治オーナーのアドバイザーを務める池江泰郎氏(スポニチ本紙評論家)が勝利を見届けた。「額にダイヤの形をした流星があるからオーナーに言ったら、その名前にしようとなった。まだ馬が緩いし、能力の高さで勝ったようなもの。これで目が覚めるんじゃないかな」と評価した。

 同セレクトセールで最高価格の2億5200万円で取引されたロイカバード(牡=松永幹父ディープインパクト)は2着。武豊は「能力はありそう。勝った馬は強かった」と振り返った。

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2015年11月9日のニュース