目を引くラフレシアの瞬発力&センス

[ 2015年9月8日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】夏競馬最終週は超大物はいなかった半面、勝ち馬は総じて水準級レベル。新潟芝1800メートルのマイネルラフレシアは超スローでも従順に折り合える好センス。序盤が緩かったとはいえ、3F32秒7の瞬発力は目を引いた。鞍上・柴田大は「直線の反応が素晴らしい」と絶賛。体は430キロと大きくないが、強じんなバネを感じさせる。父ジャングルポケット&母の父ダンスインザダークの血統背景からも、距離の融通性はありそうだ。

 同芝1400メートルで1番人気に応えたヒルトンヘッドは父ダイワメジャー譲りでボリューム満点の筋肉質の馬体。スピードの違いで難なく押し切った。544キロの超大型馬でまだ良くなる余地がある。

 同ダートを勝ったチェストケリリーは意外にも中団からの競馬になったが、追ってからはしっかり伸びた。砂の短距離なら、堅実な活躍が見込めそうだ。

続きを表示

2015年9月8日のニュース