【小倉記念】“夏男”メイショウナルト、7歳も衰え知らず

[ 2015年8月7日 05:30 ]

 小倉滞在中のメイショウナルトは角馬場で馬体をほぐしてからダートコースに入り、馬なりでペースを上げていく。直線でも目立ったアクションはなかったが、ラスト11秒6のキビキビした動きが光った。武田師が気配の良さを語った。

 「攻め馬でホレボレするぐらいの動きをする馬。きょうはスピードがあっていいところが出ていた。今は体調もいいんだろうね」

 7~9月は重賞を含めて【4・4・1・4】と結果を出している。このレースは一昨年に勝ち、昨年も3着と好走した。一方で戦績が1年を通して安定せず、調教師としてキャリア39年を誇る指揮官でさえも「(競馬で)走るかどうかは分からない」と苦笑い。それでも追い切りにひとつの傾向を見いだしている。

 「結果が出ていない時は首を使えていないんだ。ただ前走の追い切りはそうじゃなかったし、きょうも頭を上げすぎず走れていた」と7歳でも衰えはない。ここは重賞3勝目のチャンスだ。

続きを表示

2015年8月7日のニュース