【ＣＢＣ賞】ベステゲシェンク　得意の中京で重賞初Ｖだ！

重賞初制覇へ順調な仕上がりを見せるベステゲシェンク

　中京開幕週のメーンは「第５１回ＣＢＣ賞」。中京巧者ベステゲシェンクが得意の中京に照準を絞り、重賞初制覇を狙っている。

　３月オーシャンＳ３着好走後に右前脚トウ骨遠位端骨折が判明したが、４月下旬には放牧先で乗り込み再開。６月１２日に美浦に帰厩し、ＣＢＣ賞に備えた。古賀慎師は「骨折自体は軽傷だったし、中京はこれまで好内容なので、ここを目標にしてきた。順調に乗り込んでいるし、そんなにブヨブヨした馬ではないので」と太め感なく仕上がっている。

　中京は２戦２勝。今回と同じ１２００メートルだった昨年１２月のクロフネＣは豪快に大外一気を決めた。「重賞の前２戦がいい内容。ここでも楽しみ」と指揮官は重賞獲りを見据えた。２走前のシルクロードＳ（４着）が１着アンバルブライベンとわずか０秒２差なら、オーシャンＳ（３着）もサクラゴスペルから０秒２差。ベストの中京で念願の重賞初Ｖの夢は膨らんでいる。