ルージュ8・23札幌記念から始動 結果次第で凱旋門賞視野

[ 2015年7月1日 05:30 ]

 今年のオークス2着馬ルージュバック(牝3=大竹)が札幌記念(8月23日)で始動することが決まった。所属するキャロットクラブがホームページで発表した。結果次第では登録を済ませている凱旋門賞(10月4日、仏ロンシャン)に挑戦するプランもあり、その走りが注目される。

 同馬は3戦全勝で臨んだ桜花賞で9着と人気を裏切ったが、続くオークスで2着と巻き返し能力の高さを証明。現在は福島県のノーザンファーム天栄で順調に調整されている。生産者であるノーザンファームの吉田勝己代表は「札幌記念の結果次第では凱旋門賞も視野に入れている」と明言。昨年は同じくノーザンファーム生産、キャロットクラブ所属のハープスターが札幌記念を勝って凱旋門賞(6着)に挑んでおり、同様の青写真を描いている。

 今年の凱旋門賞には日本馬5頭が登録したが、ダービー馬ドゥラメンテ、エピファネイア、リアルスティールがいずれも故障で断念している。唯一の3歳牝馬が古馬一線級を打ち破ってフランスへ渡るのか!?注目の一戦となる。 

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2015年7月1日のニュース