【根岸S】初ダートもロゴ主役 皐月賞馬がフェブラリーS名乗りへ

[ 2015年1月27日 05:30 ]

初のダート戦でどんな走りを見せるか、注目のロゴタイプ

 東京開幕週のメーンはフェブラリーSの前哨戦「第29回根岸S」。最大の注目は初ダートとなる13年皐月賞馬のロゴタイプだ。前走・中山金杯で2着と復調をアピール。21日の1週前追い切りもWコースで5F66秒4~1F12秒2と鋭い伸びを見せた。後続馬に騎乗していた田中剛師は時計を確認した上で「いいですね」と笑顔。「しまいしっかりやったし、直前は調整程度でよさそう」と仕上がりに手応えを示した。

 ダート挑戦は陣営が以前から温めていたプランだ。2歳時のベゴニア賞(1着)で初めて手綱を取ったM・デムーロが「ダート適性も相当高い」と評価し、ダートG1の全日本2歳優駿に登録したほど。普段の調教でもダートコースに入っており、師も「調教の感じなら大丈夫。たぐって走るフォームだから」と適性を感じ取っている。

 師は最大のポイントにスタートを挙げる。東京ダート1400メートルはスタート地点からダート。「芝のスタートと動作が違うので、脚を滑らすといけない。ゲート練習をして臨みたい」。スタートを決めて持ち前のスピードを生かしたい考えだ。結果次第でフェブラリーSを見据える一戦。クラシックホースがダート界の主役に名乗りを上げるか、その走りが注目される。

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2015年1月27日のニュース