【有馬記念】トーセンラー ベスト仕上げで初舞台送り出す

[ 2014年12月24日 05:30 ]

厩舎の周りを悠然と歩くトーセンラー

 トーセンラーは暮れのグランプリ初参戦。生粋の京都巧者で他コースは勝ち鞍こそないが中山は11年セントライト記念で2着。スタンド改修工事で9月の開催がなかった今年の中山は例年より芝のコンディションがいいのは好材料だ。

 「この中間も順調。馬はだいぶ仕上がっているし、前走(マイルCS4着)と比べても具合はいいくらい。いくら引退レースとはいえ恥ずかしい競馬はできないから」と片桐助手。デビューから4年あまり、苦楽を共にしてきたが今はただベストの状態で送り出すことに集中している。

 ◆トーセンラー 父ディープインパクト 母プリンセスオリビア(母の父リシウス)牡6歳 栗東・藤原英厩舎所属 馬主・島川隆哉氏 生産者・北海道千歳市社台ファーム 戦績24戦4勝。重賞は13年マイルCSのG1・1勝を含めて3勝。

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