【凱旋門賞】日本馬はハープスターの6着が最高 トレヴが連覇

[ 2014年10月5日 23:37 ]

凱旋門賞で優勝したトレヴ(AP)

 世界最高峰のG1、第93回凱旋門賞は5日、パリのロンシャン競馬場(芝2400メートル)で行われ、トレヴ(牝4、フランス)が36年ぶり6頭目の連覇を達成した。2着はフリントシャー(牡4、フランス)、3着にはタグルーダ(牝3、イギリス)が入った。

 日本馬は、田将雅騎手騎乗のハープスター(牝3、松田博資厩舎)の6着が最高で、福永祐一騎手騎乗のジャスタウェイ(牡5、須貝尚介厩舎)が8着、横山典弘騎手騎乗のゴールドシップ(牡5、須貝尚介厩舎)は14着に終わり、日本馬初制覇はならなかった。

 最後の直線でハープスターとゴールドシップは大外を、ジャスタウェイは内を突いたが、いずれも自慢の末脚を伸ばせなかった。

 1969年のスピードシンボリの初挑戦以来、日本馬は今回で延べ19頭が参戦し、99年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタ、そして12、13年のオルフェーヴルの2着が最高成績。またも日本競馬界の悲願は“世界の壁”に阻まれた。

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