【凱旋門賞】沸く地元専門紙、1面にド~ンと日本馬を特集

[ 2014年10月5日 05:30 ]

凱旋門賞を1面で伝える4日付のフランス競馬専門各紙

 決戦を翌日に控えた4日、フランスの競馬専門各紙は1面から凱旋門賞一色。有力紙「パリ・チュルフ」は1面に昨年Vのトレヴの写真を使い「フランス勢が征服する」の大見出しを打ったが、付録のA4版特集冊子の表紙は日の丸がデザイン。「日本の夢」と題して8ページの特集記事を掲載している。

 また「パリ・コース紙」は1面に日本馬3頭と富士山の写真を配し、見出しは「(今年は)日本の年」。この1週間は各紙ともに日本馬の扱いは控えめだったが、レース前日に急に日本勢の扱いが大きくなったのは、大挙パリ入りする日本人ファンに向けての、販売促進の意味合いもあるようだ。定価1.8ユーロ(約250円)のパリ・チュルフはこの日、付録込みで2.5ユーロ(約340円)の特別価格だった。とはいえ、日本馬への注目度が高いのは紛れもない事実。テレビでは凱旋門賞のCMが頻繁に流されるようになり、お祭りムードが高まってきた。

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2014年10月5日のニュース