【オールカマー】マイネルラクリマ重賞3勝目

[ 2014年9月28日 16:15 ]

<新潟競馬場11Rオールカマー>マイネルラクリマ(左)がラキシス(中)を抑え1着でゴールする

 「第60回オールカマー」(G2、芝2200メートル・晴・良)28日、新潟競馬場11Rで行われ、戸崎騎手騎乗の2番人気、マイネルラクリマ(牡6=上原厩舎、父チーフベアハート、母ティアドロップス)が、ゴール前抜け出して優勝した。勝ち時計は2分12秒2。

 中山競馬場が改修工事のため新潟競馬場での重賞レース。スタートとともにカレンブラックヒルが果敢に先頭を奪った。これをマークするように、人気の一角のマイネルラクリマ、クランモンタナ、サトノノブレスが差なく続く。以下、ムスカテール、エバーブロッサム、ニューダイナスティなどが続いた。

 4コーナーまで先行勢に馬順の大きな入れ替わりはなく、直線に向かった。まず追い出したのはマイネルラクリマ、続いて先行馬群の中で1番人気のサトノノブレスにもムチが入って勝負どころにかかった。

 しかし直線に向かうと、早々とサトノノブレスが後退し、直線中ほどでマイネルラクリマが先頭に躍り出た。いい脚を長く使った。後続からは、3枠2頭のクリールカイザー、ラキシスが内、外から襲いかかったが、マイネルラクリマはこれを退けて1着で入線した。2分の1馬身差の2着はラキシス、そこからアタマ差の3着はクリールカイザーだった。

マイネルラクリマは、一昨年1月のスポニチ賞金杯、昨年7月の七夕賞に続いての重賞制覇で、重賞3勝目。11月2日の天皇賞・秋に優先出走権を得た。全成績は35戦6勝。

続きを表示

2014年9月28日のニュース