【ファルコンS】タガノグランパ重賞初V!福永好騎乗

[ 2014年3月23日 05:30 ]

<ファルコンS>大外から差し切り勝利したタガノグランパ

 3歳G3・ファルコンSが中京競馬場で行われ、1番人気タガノグランパが直線、外から強襲して重賞初制覇。騎乗停止が明けたばかりの福永祐一(37)が初コンビで結果を出し、デビュー2年目の97年から18年連続のJRA重賞制覇を決めた。

 「やっぱり競馬はいい。休んだ間に心境の変化もあった。競馬に乗って結果を出していかなきゃと思った」。2月22日の京都で騎乗停止。今週復帰の福永は競馬の難しさ、面白さを存分に味わった。道中は10秒台のラップが並ぶ超ハイペース。だが後方15番手付近で焦ることなく、外からまとめて差し切った。昨年のリーディング騎手のプライドを見せつける好騎乗に松田博師も満足げ。「今後を考えて、うまく乗ってくれた。距離は2000メートルまでは持つし、皐月賞(4月20日、中山)に使いたいな。(八木良司)オーナーと相談して決めたい」と語った。

 ◆タガノグランパ 父キングカメハメハ 母タガノグラマラス(母の父スペシャルウィーク)牡3歳 栗東・松田博厩舎所属 馬主・八木良司氏 生産者・北海道新冠町タガノファーム 戦績6戦3勝 総獲得賞金8135万8000円。

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2014年3月23日のニュース