【天皇賞・秋水曜追い】ジェンティル力強さ 石坂師「今までで一番」

[ 2013年10月23日 16:19 ]

 競馬の第148回天皇賞・秋(27日・東京競馬場、芝2000メートル、G1)の最終追い切りが23日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われ、昨年の年度代表馬ジェンティルドンナが力強く動いた。

 ジェンティルドンナは栗東の坂路(ウッドチップ)コースを単走で駆け上がった。3着だった宝塚記念以来、約4カ月ぶりの実戦になるが、動きは申し分なく、馬体に太め感もない。「今までで一番しっかり乗り込めた」と、見届けた石坂正調教師は胸を張った。

 2連覇を狙うエイシンフラッシュは栗東のCW(ウッドチップ)で併せ馬。やや重で走りづらい馬場状態だったが、直線でゴーサインが出ると鋭く伸びて頭差抜け出した。手綱を取ったM・デムーロ騎手は「反応が非常に良かった。落ち着きがあるのもいい」と話した。休み明けの毎日王冠(1着)をたたかれ、さらに調子を上げている。

 重賞3連勝中のトウケイヘイロー、毎日王冠2着のジャスタウェイも好調をキープしている。

 美浦ではオールカマー優勝のヴェルデグリーンが順調な仕上がり。藤沢和雄厩舎のコディーノとレッドスパーダも好気配だ。

 1着賞金1億3200万円。出走馬と枠順は24日に決まる。

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2013年10月23日のニュース