【天皇賞・秋】ダークシャドウ、側溝にはまり負傷…出走微妙に

[ 2013年10月23日 06:00 ]

 天皇賞・秋に出走予定のダークシャドウが22日朝、美浦トレセンで外傷を負い、出走が微妙になった。アクシデントが起きたのは南D(ダート)コースでの調教中。G1出走予定馬の特殊ゼッケンを着用した同馬は、向正面に差し掛かったところで突然、約1メートル20の内柵を跳び越え、柵のすぐ脇にある排水用側溝に後肢がはまり込んでしまった。スタッフらの手ですぐに救出されたが、その際に暴れて後肢などに外傷。橋本助手は「軽度の擦り傷。大事には至っていない」と軽症を強調する一方で、「痛みがありそう。出否は協議の上、あす(23日)発表します」と慎重に話した。

 競馬場ではレース中に柵を跳び越えるアクシデントがしばしば起きているが、トレセンでは極めて珍しい。美浦のベテラン調教師は「柵にぶつかって転倒する事故はあったが、柵を跳び越えた馬なんて見たことがない」と語った。

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2013年10月23日のニュース