【富士S】ダノンシャーク危なげなく完勝 内田は今年100勝目

[ 2013年10月20日 06:00 ]

<東京11R・富士S>追いすがる他馬を抑えレースを制したダノンシャーク(右)

 マイルCSを占うG3、富士Sが19日、東京競馬場で行われ、ダノンシャークが危なげないレース運びで完勝し、1番人気に応えた。

 道中は好位を追走。前半5F通過59秒7。マイル戦にしては遅い流れに頭を上げて掛かるしぐさも見せたが、内田がうまくなだめて直線へ。右ステッキに応えて坂上で先頭に立つと、内で食い下がるリアルインパクトを振り切ってゴール板を駆け抜けた。「思った以上のスタートでいい位置を取れた。直線では確実に伸びてくれる馬。前との距離を考えながら追い出した」と内田。この勝利が今年100勝目となった。

 大久保龍師は「体重が減っていた(前走比12キロ減)ので心配したが力で勝ってくれた。次はマイルCS(11月17日、京都)。今度は京都だし調整は楽」とG1へ手応えをつかんだ。内田はグランプリボスの先約があるため鞍上は未定だが、G1でも人気の一角となるのは間違いない。

 ◆ダノンシャーク 父ディープインパクト 母カーラパワー(母の父カーリアン)牡5歳 栗東・大久保龍厩舎所属 馬主・ダノックス 生産者・北海道日高町下河辺牧場 戦績23戦6勝 総獲得賞金2億7412万2000円。

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2013年10月20日のニュース