【船橋・オート祭】乗ってる地元・永井 開幕ダッシュだ!

[ 2013年10月2日 06:00 ]

最終12Rに出走する地元エース永井

 船橋オートのG1「発祥63周年記念 オート祭」(優勝賞金400万円=副賞を含む)は、2日に開幕する。初日は全レースが「一次予選」として争われるが、最終12Rには今シリーズからNo.1勝負服での出走となる地元エースの永井大介(36=船橋)が登場。先月に当地オートGPで自身2回目となるSG3連覇を果たした絶好調男が、引き続き勢いに乗って白星街道を突き進む。

 10月から適用される13年後期ランクで自身初の全国トップの座を射止めた永井は「(全国ランク1位は)もちろん目標ではあったけど、周りが祝福してくれたのが印象的だった」と表情を崩し、達成感よりも「うれしい」という気持ちを強調していた。「ハンデ位置がそんなに変わるわけではないから」と苦笑いしていたが、エンジン状態に関しては「前々節の船橋でシリンダー、ピストンを換えてから上向き。季節も変わるし、前節の飯塚と変わらず延長の調整で走れると思う」とあわてる様子は見られなかった。その前節の飯塚G1戦でも優出3着と結果を残しているし、まずは初日12Rで力の違いを見せつけそうなムードだ。

 永井を脅かす勢力となりそうなのは、スタートは無理できない立場でも申し分のない機力を誇る青山、先月の当地SGオートGPで永井を猛追する好パフォーマンスを披露した木村武、オート祭は10、11年で連覇の実績がある浦田、着実にパワーの上積みに成功している地元の中村らだ。

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2013年10月2日のニュース