【デイリー杯2歳S】過去4勝“橋口流”仕上げでピークトラム勝機

[ 2013年10月2日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=1日】デイリー杯2歳Sにピークトラムを送り込む橋口師は、このレースにめっぽう強い。95年ロゼカラー、04年ペールギュント、09年リディル、11年クラレントで4勝。「なぜ強いのでしょう?」。細原の質問に、「なぜかなあ」と師は首をかしげた。

 前走は新潟2歳Sで3着。「好位から正攻法の競馬で差を詰めた。使いつつたくましくなってきたし、体つきもしっかりしてきた」(同師)。順調な成長には理由がある。デビューから4戦、全てマイル戦を使ってきたのだ。距離が同じなら、馬がペースに戸惑うことがない。早くから競馬に慣れ、レースに対する嫌気も減らせる。

 同厩舎は今年の2歳世代11頭がデビューして4頭が既に勝ち上がった。好成績には理由がある。細原はピークトラムに重い印を託すことに決めた。

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2013年10月2日のニュース