【凱旋門賞1週前追い】キズナ、ムチ要らず!モタモタ前走より上積み

[ 2013年9月26日 06:00 ]

 キズナの1週前追いは、エーグル地区のダートコースで行われた。1500メートルのハッキング(軽めのキャンター)の後、単走でキャンターへ。最初の400メートルを1F15秒程度で流した後、1F14秒―14秒―13秒とタイムを詰め、軽快に駆け抜けた。

 騎乗した山田助手は「(佐々木)調教師の指示で、少し強めの調教を行ったが、多少モタモタした前走(ニエル賞1着)時の1週前追いより、動きはかなり良くなっている。使われたことで確実に上向いている」と目を細めた。普段、単走では肩ムチを入れないと反応しないくらいの馬だが、この日は軽く仕掛けただけ。肩ムチを入れる必要もなかった。

 「トモ(後肢)の筋肉に丸みが出てきたし、順調にいってくれれば本番が楽しみ」(同助手)。来週2日の本追い切りでは武豊(44)が騎乗し、最後の仕上げを施す。

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2013年9月26日のニュース