【皐月賞】エピファ福永、母子クラシック制覇へ「強い思いある」

[ 2013年4月11日 06:00 ]

追い切りを終え、会見に臨む福永

【福永に一問一答】

 ――追い切りの感触は。

 「3頭併せの後ろから行って、2頭の間を割って負荷をかけてほしいとの指示。折り合いはスムーズだったし、追い切るごとに調子を上げている。先週は折り合いがつきすぎて物足りなく感じたが、今週は戦闘モードに入っている」

 ――成長を感じるか。

 「調教にはできるだけ乗って、馬とコミュニケーションを取ってきた。前の馬に乗りかかるような激しさがある中で、コントロールできるよう調整してきた」

 ――前走は初めて外からレースを見る形に。

 「自分の不注意(騎乗停止)でそうなったが、本番へのイメージはつかめた。初めての中山でもパドックや返し馬は落ち着いていた。伸び切れなかったのは、休み明けで気負った面が影響していたと思う」

 ――母シーザリオにも騎乗していたが。

 「そういう意味でも強い思いがある。縁のある馬でG1に出走するのは騎手冥利(みょうり)に尽きる」

 ――初の牡馬クラシック制覇へ抱負を。

 「能力を出し切れば世代トップクラスの馬。100%のパフォーマンスへと導くことだけしか考えていない。自分の記録は後からついてくるもの」

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2013年4月11日のニュース